Soliloquy in non-daily life

ただの、ひとりごとの、くりかえし

2023年のベスト: コーヒーと音楽を綴る

 ということで今回、というか今年もタイトル通り年間ベストまとめをコーヒーと音楽に焦点を当てて綴っていこうと思う。なぜこの2つなのかといったら、今年もこの1年間本当にお世話になったというか、執筆以上に生きる上で必要だと思えるくらいの存在となっていたから。なのでコーヒーはコーヒーアイテム(器具やカップなど)とコーヒー豆、音楽はアルバム、曲という形で挙げていけたらと思う。

コーヒー

 まずはコーヒーから。今年ももっとも課金したものは何かと聞かれたら「あー、コーヒーだわ」と即答するくらいには課金していた。どのくらいかと言われたら、コーヒー豆やコーヒーショップ目的で旅行に行くようになったくらい。想像以上にフットワーク軽くなっていてもはや笑うしかないのだけれど、そのおかげで今年も「これは買って良かった〜!」と思える商品に多く出会えた。その中でも特にそう思えたり、「あ、これの他はないわ……」となったコーヒーアイテム3つとコーヒー豆2種を紹介していく。

コーヒーアイテム(器具やカップなど)

ORIGAMI「Aroma Mug Vintage」

 まず1つ目はORIGAMI Aroma Mug Vintage。もともとORIGAMIの商品がどれも好きで、いつかドリッパーを手にしたかった。けれど置き場所問題が発生してしまっていてなかなか手に取れなかった中、マグカップが有ると知りカラー展開を調べていたら、このヴィンテージカラーがあると知りすぐに購入。購入したのはヴィンテージブルーなのだけれど、縁部分や持ち手の角部分などがうっすらと濃いブラウンとなっており、非常に使っていてテンションが上がる。そしてこのORIGAMI Mugシリーズはコーヒーの香りが引き立つようにワイングラスのような作りとなっている。アロマという名前がつくのに相応しい形状のおかげもあってか、家でコーヒーを飲む時はこのグラスの時が一番美味しく感じる。興味はある、けど普段の展開のポップな感じより落ち着いた色味が欲しい〜! てなったら販売終了の間近なこちらを是非とも手に取って欲しい。
楽天

hb.afl.rakuten.co.jp

■公式サイト(現行カラーのみ)

Aroma Mugorigami-kai.com

BLUE BOTTLE COFFEE「オリジナルストロー」

 2つ目はBLUE BOTTLE COFFEEのオリジナルストロー。こちらは以前ブルーボトルの象徴と言えるブルーの方を購入したのだけれど、今回シルバーカラーを購入。そしてこのシルバーのストローが色味的にも大ヒットレベルで好みの色味だったことと、夏にアイスコーヒーやコールドブリューコーヒーを飲むときにかなりの頻度で使っていた。なので使用頻度や気に入り具合という観点から今回購入して良かったものにランクインした。あと付属のブラシを使って洗えば何度も使えるし、何よりも商品のデザインがシンプルなのがBLUE BOTTLE COFFEEらしい。そしてどんなグラスにも似合うという意味でもかなりポイントが高い。もし夏のコーヒータイムを楽しみたいという方は是非とも一度チェックしてみていただけると幸いだ。

楽天公式店舗

hb.afl.rakuten.co.jp

■公式サイト

オリジナルストローstore.bluebottlecoffee.jp

VINTAGE INOX「コーヒーミル」

 3つ目はVINTAGE INOXのコーヒーミル。こちらは燕市ふるさと納税の返礼品としてあったのと、もともと手挽きで1杯分用のものが欲しかったのでふるさと納税してゲットしたのだけれど、こちらは実際使ってみたら挽いているときの体感がかなり良い感じだったので今回ランクイン。体感としてはとても当たり前な事だけれど、深煎りならかなり早く挽き終えられるし浅煎りだとちょっと力がいるけど挽き終えられる。あとハンドル部分が取り外せるので、アウトドアな現場に持ち込めると言うのも好感触だ。デメリットを挙げるとするなら、調整は若干しにくいというデメリットはあるが、パーツ単位で販売しているのとメンテナンスのしやすさを考えたらまぁ、と言う感じ。ふるさと納税だと確か13000円くらいだったので、15g分(1人分)を挽きたいけどちょっと他のはなぁ、となったときに候補として思い返してみていただけると嬉しい。

楽天ふるさと納税

hb.afl.rakuten.co.jpAmazon

■公式サイト

vintageinox.com

コーヒー豆

DEAN & DELUCA「Summer BLEND」

 そして次はコーヒー豆、もしくは挽いた状態のものを紹介する。まず1つ目はDEAN & DELUCAの「Summer BLEND」。今年個人的に一番飲んだというか、「わーこれはリピートしたい」となったコーヒーだった。と言うのもこちら、名前の通り夏限定の商品で、アイスコーヒーで飲むことを想定した深煎りのコーヒー。テイスティングノートはブラックベリーナツメグ、ビターキャラメルとかなりボディが強くスパイシーな印象だった。でもどこかダークチョコレートっぽさがあったりするので、本当にアイスコーヒーや水出しコーヒーとして飲むには最高のものだった。個人的に限定じゃなくて定番にして欲しいうくらいには最高に美味しかったので、来年も販売されていたら全力で購入するつもり。

■公式サイト(紹介ページ)

www.deandeluca.co.jp

CAFE TALES「PINK BOURBON NATURAL (48H)」

 次は大阪の堺筋本町にあるコロンビアの豆のみ取り扱っているCAFE TALESのコーヒー豆、PINK BOURBON NATURAL (48H)。こちらは名前の通りピンクブルボン種の浅煎りのコーヒー豆。飲んだ時は正直「ワイン……? いや、コーヒーだわ!」となる風味が来てから、その後にベリー系と言うか、プラムみたいな爽やかさがくるという素敵な風味で、9月にオーナーに薦めて頂き、現地で頂いてから「あー! これ買う!」となって購入に至ったという件があったくらいだ。今までいろいろなコロンビア産のコーヒーを飲んだけれど、ここまで個性が非常に強いというか、「あ、コーヒーって楽しい!」と思わせてくれたコーヒー豆だった。まだ在庫があるので、こちら是非とも手に取ってみて欲しい。

■公式サイト

PINK BOURBON -LIGHT ROAST- – CAFETALES (カフェタレス)

音楽

 続いては音楽。今年も昨年同様ずっと執筆活動をしていたのもあり、開拓頻度は低めだった印象だった。しかしそんな中でも好きなバンドが新譜を出したり、はたまた「あ、このアーティスト良いじゃないか」となるものも多かった。その中でも、耳に残った新譜で特に良かったなと思えるアルバムとシングルを紹介していきたいと思う。

アルバム

凛として時雨「last aurorally」

 まずはアルバムのベスト。国内は凛として時雨の「last aurorally」。いつぶりなのか調べてみたら5年ぶりのアルバムリリースとのことだったけれど、こちら本当に良いアルバムだった。どのくらいかと言われたら、久々に1枚フルで聞いた後に何も言えなくなるくらいだった。やっぱり私自身がこの3人というスリーピースがすごく好きなんだなとなったし、それぞれソロワークによってどんどんパワーアップし、新しいものを吸収しつつもどんどんより良く凛として時雨をブラッシュアップしていっているんだなぁと思える1枚だった。ちなみに個人的に一番聴いていたのはこちら。

www.youtube.com

 アルバム5曲目の「self-hacking」。相変わらずアルバムの中盤にこう言う曲を持ってくる傾向にあるバンドだなぁとしみじみ。本当にライブで聴いたときの浮遊感というか、聴いていて本当にふわふわとする感覚がした。そういう感覚を与えてくれるのはやはり彼らだけなんだなと思わせてくれた、そんな作品だった。来年も聴きまくるぞ〜。
■ [Apple Music]
■ [Spotify]
■ [YouTube Music]

†††(Crosses)「Goodnight, God Bless, I Love U, Delete.」

 次は国外。こっちは†††(Crosses)の「Goodnight, God Bless, I Love U, Delete.」。こちらはDeftonesのチノ・モレのプロデューサー兼マルチ・インストルメンタルリストのショーン・ロペスが結成したプロジェクト。以前は2014年にアルバムをリリースし、その後はEPをゆるやかにリリースしていたのだけれど、今年すっっっごく久々にアルバムをリリースした。もともとDeftonesとはまったく異なるアプローチで制作されているのもあってか、耳にしていて甘美さやダークなテイストは残っているけれど、どこか希望というかそういったものを感じる曲が多い印象だった。中でもそう思ったのはこちらの曲だった。

youtu.be

 7曲目の「Runner」。上述したテイストが続いている中で突然光が差し込むようなニュアンスに変える一曲だ。この曲は夕方以降に聞くことが多かったのだけれど、こちらがかなりしっくりくることが多かった。そしてどこか「あ、今日はゆっくりしよう」と思えるそんな雰囲気がある。そういう意味でも気持ちの切り替えとか、そういった時に聞くにはすごく良かった1枚だった。今年は特にそういうことが多かったので、来年も引き続きお世話になるつもり。
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■ [YouTube Music]

lynch.「ANGEL DUST」

 次は曲のベスト。まず国内はlynch.の「ANGEL DUST」だった。こちらは今年リリースされたアルバム「REBORN」の4曲目に収録されている曲で、ドラムの晁直さんが作曲したという曲。そもそもアルバム自体、メンバー全員作曲として関わるという結成してかなり経過している彼らが新鮮味満載なものだったこともあったけれど、その中でも一番耳に残ったのがこの曲だった。

youtu.be

 晁直さんは長尺、葉月さんは短尺が好きという傾向がある中、本当に良いバランスにまとめられているなぁとなった。途中のギターソロも良いし、各楽器のバランスがよくまとまっているし、本当に彼らだから作れるものだと思う。そしてライブで聴けたときは本当にニコニコしたし、これで同人原稿1つ書き上げたくらいには良かった。来年も引き続きソロと並行とのことなので、新譜を緩やかに待ちつつ聴けたら。

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Grimes & Carlo Montagnese「I Wanna Be Software」

 曲ベスト、国外はGrimes & Carlo Montagneseの「I Wanna Be Software」だった。こちらはGrimesがThe WeekendとよくコラボされているIllangeloと組んで制作された曲。そしてこの曲、クラウドにアップロードされたい」という願望を綴ったとのことだけれど、確かに曲調も歌詞もそういうニュアンスがすごい。音楽性的には初期のあのふわっふわな感じに機械的な無機質さが加わった感じというと伝わるだろうか。一応曲をそっとはっつけておく。

www.youtube.com

 しかし直近のアルバムといい、ほんと彼女はコンセプチュアルな作品を作ったら抜群のセンスをかますから凄いなぁと思う。その辺は本当にNINE INCH NAILSのフォロワーと公言しているだけある。そして今YouTubeでも意味深な再生リストを作られていることを思うと、アルバムもそろそろなのかなぁとなっているので来年楽しみにしつつ聴いていられたらなぁと。

■ [Apple Music]
■ [Spotify]
■ [YouTube Music]

終わりに

 今回は2023年のコーヒーと音楽ベストをまとめてみた。今年は非常にふわふわとした要素が強いものが多かったように思う。そしてコーヒー関連のアイテムもいろいろと楽しめていたなぁと。そしてコーヒーも音楽も変わらず好きであり続けているので、引き続き来年もマイペースに楽しんでいけたらと思う。それでは皆良いお年を!

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