Soliloquy in non-daily life

ただの、ひとりごとの、くりかえし

10年ぶりに参列した葬式でアレルギー発症して大変だったお話

 と言うことで久々のタイトル付きのエントリー。今回のテーマは先日まで行っていた葬式の時に起きた出来事といいますか、「え、これで出たの?」って思うものでアレルギー発症したというもの。ということで少しずつ記していこうかと思う。


本題前の承前情報

まず本題に入る前に、承前事項として3つほど挙げておかないといけないことがある。


1、元々喘息持ちでい草・樹脂アレルギー、花粉症を持っている

 まず1に関しては喘息は生まれつき*1、アレルギーもかなり昔にやった結果のもの。とはいえ現に体調があまり良くない・ストレスが溜まっていると畳の部屋にいるだけで咳や息苦しくなっていた。なので何となく畳の部屋には長居しないようになっていたし、旅行行く時も絶対ホテルのみにしていた。

2、今年花粉症の症状が例年よりひどく出た

次のこちらなのだけど、今年は花粉の量が凄まじくて、多くの人が花粉症でしんどかったと思う。そしてそれは私もそうだった。いつもなら目だけなのに、今年は鼻とくしゃみの症状も出ており、点鼻薬と目薬フル出動という感じで過ごして今ようやく落ち着いたかな? というところだった。

3、葬式自体が10年ぶりだった

 最後のこちら関しては、葬式自体が久々だったというもの。父方は絵に描いたような短命且つ葬式という葬式は一通り終えているのに対し、母方はびっくりするくらい長命家系。今回亡くなった祖母も享年101歳だった上に本当にフェニックスすぎる人*2だった。なので葬式自体も本当に久々で慌てて現地入りしたという感じだった。


 という3つの承前事項を踏まえて本題に入っていこうと思う。


今回の経緯

症状が出たときの状況

 まず今回症状が出たタイミングだけど、症状が出たのは通夜を終えて斎場で眠るときだった。この時一族の数人で祖母と共に眠る、みたいなこととになり、私も斎場に泊まる組になった。この時念のため点鼻薬と吸入器、念のための命の母ホワイトを仕込み、家族にアレルギーのことを話した上で線香や蝋燭から一番遠い布団をとって就寝。


 消灯をして数分、まず息苦しくなってきた。いつも自室で眠るときには本当に起きないので「あれ?」となっていた。けれど息苦しさはどんどん増してきていて、「これやばいかも」となったときに咳が出た。ずっと咳き込んでいて、動けずにいたときに咳に気付いた父が換気のボタンを押したのだけれど、それでもダメだった。何度か部屋を出て廊下や他の部屋に行ったりしては戻る、ということを繰り返していた。けれどそれでも部屋にいるだけで咳が止まらず。


 「もうだめだ」となった末に母を一旦起こして他の部屋で眠る旨を伝え、マスクをしながらようやく眠れた、就寝時間は恐らく明け方4時から5時くらい。告別式顔が真っ青だったのと息苦しくて食欲が全然なく、帰りグランクラスに乗って爆睡からの帰宅しても倒れるように眠った、という状況だった。正直起きていられただけでも奇跡ってくらいフラフラだったというか、次の日もかなりダウンしていた。天気もあるかもしれないけど、それにしても体調がひどかった。

 

主に出た症状

 次に今回出たものについてもさっとまとめてみた。

息苦しさ

 まず一番最初に出たのはこれだった。恐らく喘息持ちの方やアレルギーで息苦しくなる方ならお分かりいただけると思うけれど、締め付けられるような息苦しさからぜえぜえなるような感じ。それがずっと続いていた。

 二つ目は咳。息苦しさが悪化するにつれてどんどん咳も出てきたという体感だった。近年喘息出ても咳までいかないことが多かったので、これは割としんどかった。

不眠症

 最後は不眠症状。上二つが出てたせいなのもあるけれど、恐らく自律神経がしっちゃかめっちゃかになってしまい眠れなくなってしまった、というものだと思う。これも本当にしんどかった。目を瞑っても本当に眠れない。


 ざっとまとめてこの三つだったかなと。あと出たとしたら怠さくらいだったように思う。こうして見ると思いっきりアナフィラキシーじゃないかな、となるから恐ろしいものだ……。

引き金は何だったのか

 では今回のアレルギーの引き金はなんだったのか、心当たりを辿っていこうかと思う。今回疑っているものは大きく2つある。

1、畳(い草)

 まず前述したい草が真っ先に浮かんだ、というか疑わないといけないなとなっている。今住んでいる家は畳の部屋が1室しかなく、そこに近づかなければ全く問題がない。なのでそういう意味でも割と長い間避けていたから出たのではないかと考えられる。

2、お線香

 次に疑っているのは斎場で使用されていたお線香。というのも10年前の時にはお線香でしんどいなと思うようなことが一切なかったのに、今回通夜の段階から線香の香りに「おや……」となっていた事があった。加えて式の時は換気されていたけれど、眠る時に換気を切られ充満していた。いずれの2点を踏まえると線香も引き金になったのではないかと考えられる。


 という事で恐らくこの2つが原因ではないかな、となっている。とはいえ私は医者でも何でもない只の一般人なのでまだ仮定に過ぎない。更にいうならそこから反省点も見えてきたので、次にまとめようと思う。


いずれを踏まえた自分の反省点

 といういうことで今回の件から見えたものはまぁ一つだけだった。

アレルギー検査は本当に定期的に受けた方がいい。

 何を当たり前なことを、と思っている人も多いと思う。でも意外と何も起きてないと受けなくても平気っしょ〜と思う方が多いんじゃないかなと思い敢えて挙げさせて頂いた。現に私もそうだったというか、婦人科の方でかなり振り回されていてそれどころじゃなかったというか。まぁそれ抜きにしても、ライフステージが変わるということは体質も大きく変わっている可能性がある。私自身を例にいうとアレルギー検査を受けて以来仕事で色々あったのに加えて婦人科関係で色々あっての今なので、かなり変わっているだろうと考えられる。恐らくい草と樹脂、花粉関連に加えて線香も加わるんじゃないかなと。もしそうだったら理解を示してもらうべく色々伝えないといけない。先々のことも考えて近々アレルギー検査を受ける予定。

今年お葬式に参列されるアレルギー体質の方へ

 ということで今回こういう流れで症状が出てしまい、原因や反省点をお送りさせて頂いた。もし私と同じ、もしくはそれ以上のアレルギー体質の方でお葬式参加する機会があったら、お線香にも反応する可能性があるということを念頭に入れておくと良いかもしれない。このコロナ禍故にアレルギーに対する耐性も下がっている人もいるだろうし、いやー何もなく終わるっしょと思ってたらのこれだったので、私のようにアレルギー検査を受け直すか、いつも以上に備えておくと良いかもしれません……。

*1:軽度だけど一度出ると長引くタイプです。

*2:普通だったら死んでもおかしくないのに何度も蘇るというエピソードが複数回あって親族全員で「今回マジ?」となっていたという話があります。