Soliloquy in non-daily life

ただの、ひとりごとの、くりかえし

20210917

 確実に台風来ますねって顔をしつつも、仕事を終えて歩いたりしてました。今日は近所の猫さまたちにご飯をあげている方と遭遇して色々お話して仲良くなったというおもしろエピソードも生まれて、相変わらずなんか色々持ってるな……ともなっていました。ということで本日は良いものを見たり聞いたりしてるという話題。
 

deadmanlynch.の対バン「デビッドリンチ」の配信を見た

 ということでまず情勢の関係で泣く泣く諦めたdeadmanlynch.の対バンイベント「デビッドリンチ2021」を見たという話題から。「デビッドリンチ」はそもそも10年以上前に行われたもので、そのあとにファンになった方にとっては伝説って言われてた対バンです。なので今回の決定は本当に嬉しかったんですよね。しかし今の情勢的にまだ行けないという判断を下した人は私含め結構多かったんじゃないかと思う。そんな時に「配信あるで」のお知らせを見て、即ぽちって今日見ていたというわけです。

 先攻はdeadmanだったんですけど、私が眞呼さんを見たのはいつぞやのHOLLOWGRAMのワンマン*1だったのでdeadmanをしっかり見るのは今回が初めてでした。そういった事情もあって、もう映像で流れているライブが本当なのか、となりながら見ていたんですけど、3曲目に一番好きな「Raison D'erte」がきて「ああああ!?」となってからは「あ、本当なんだ」と思ってました。そしてライブの方ですが、眞呼さんのボーカルがほんと圧倒的な存在感ですごすぎるなとなるし、aieさんのギターは本当にオルタナだな……となってたり、kazuさんと晁直さんのリズム隊もしっくりするなとか、あとこの曲のときはどうなるんだろうというあれそれが解決されてはまた浮かび、というバンドのライブじゃないとできないことが久々にできたような気がします。そういう新鮮味満載で見てたらあっという間に終わってました。今度はちょっと狭目のホールとかで見たいっす。

 そして後攻のlynch.は「LAST NITE」始まりで最初はアッパーなナンバー、途中の「lizard」あたりから昔の曲メインにラストが「Judgement」という構成だったかな。正直「59.」から「ALIEN TUNE」は見事すぎて「すげー!!!」って見てた媒体越しに叫んじゃったくらいには「わかってらっしゃる……!」となってました。というのもlynch.って対バン系のライブは絶対相手のバンドに合わせてセットリストを組む傾向があるんですよね。今回で言うとdeadmanのファンは昔のlynch.の方が馴染み深いので、そういう方向から考えられていたような印象でした。なので普段のライブももちろん素敵なんだけど、対バン系のライブのときはそういうところが良く見えて違う魅力を感じられるんですよね。なので今回も例のごとく見てて楽しいというか、お見事な一本でした。

 そしてアンコールはバンギャの皆さん大好きなセッションだったわけですが、lynch.の「melt」とdeadmanの「lunch box」というもうファン大喜びの2曲なのが最高だったなと。名古屋はlynch.の「DAMNED」とdeadmanの「blood」だったという情報を聞いてきたけど、アンコール見事に変えてきてたので本当にファンへのサービス精神がすごいなとなってました。いやほんと、良いものを見せていただきました。次のデビッドリンチ、いつまでもお待ちしております。
 

Halseyの新譜「If I Can't Have Love, I Want Power」が良い

 そして次は昨日ちらっと書いたHalseyの新譜「If I Can't Have Love, I Want Power」が良いという話題。今回のアルバムは私がこの世で一番大好きなトレント・レズナーが関わっているとのことで、とても楽しみにしていました。そしてリリースからちょっとしてから聞いたのですが、これが本当に素敵なんですよ。もうトレントが関わっている時点で間違いないなって思ってたんですけど、Halseyがつけたメロディーがすごくしっくりきたんですよね。なのでずっと聴き続けている音楽なのに、今までなかったものがプラスされてより良いものになっているような気がしてます。

 あとこのアルバムはテーマが「妊娠の喜びと恐怖」なんですけど、私自身はそういう機会がまだないし、これからあったらラッキーかなと思っているタイプでした。しかし、そういう人間でも色々垣間見えたというか、そういう経験がない女性でも「あるよな、こういうの」ってなってたんですよね。むしろ、迎えたときに聞いたら「こういう風になってるの、自分だけじゃないんだな」となれるかもしれないなと思えたんですね。そういう風に考えさせてくれるというか、背中を押してくれたような感じがしたアルバムだなとなり、年間ベスト候補に挙がっています。
 好きな曲をホイッ。あといろいろなサイトのレビューを読ませていただいたんですけど、特に辰巳JUNK氏のレビューが最高に良かったので添えておきます。内容も勿論素敵なんだけど、こういうレビューを書けるようになりたいなってなった記事なのでぜひぜひ。
 ということで今日はここまで。明日は台風なんですけど、オンライン上で忙しい日なので今日もとっとと寝ます。

 

*1:確かUNITでのライブで眞呼さんが本当に久々に出てきたときで、bloodで泣いてた記憶です。