3月から始まったツアーもこの日で最終日、ということで行って参りました新木場。
思えば2年前の新木場公演の時は尺が長いし初めての!という前フリあったのもあったのですが、それから2年どうなったのかなぁとなりつつ待っての当日でした。
まず一緒に行く予定のお方と合流し、玲央氏のギターを見に御茶の水にフラッと行った後*1ご飯をスワン食堂にて頂きました。
相変わらず美味しくもぐもぐ頂きつつ同行のお方から福岡や柏公演の事を聞いてうわーとなっておりましたが、時間が近付いてきたのでアルコールとツマミ片手に会場まで移動し、開場を待ってするっと入場。
今回新木場公演では珍しく早い200番以内だったので比較的前の方、というかかなり前の方で見れました。
一応月に一度来るものになってもいたし、何よりもこの日柵が対キッズ客用に取っ払われていたので色々いのちをだいじに、というモットーでいようかなと話しつつ会場内BGMを調べたりしてました。
ということで毎度恒例確認出来たのは此方。
今回歴代一番Shazamが読み込めたのでたんまりいけました!
個人的にThe KillsとMinor Victories、WHITE ASHがかかったのはおお!となりました。
あとRadioheadの新譜もかかっていたので抜かり無くチェックしているのだなぁとなりつつも、最後の方にJ氏の「Die for you」を持ってきていたのは対バン決まった記念なんだろうなぁという*2。
しかし今回3会場だけだったとはいえBGM担当の悠介氏は本当に色々聞いていて凄いなぁと改めて思いました。
Shazamで調べているうちに「え、そこ!」っていうのも結構ありましたし、何よりもどうかけてくるのかなと予想するのが楽しいですし、逆にこの辺は聞いてないんだなぁと言うのもちょくちょく読めつつあるのも面白いです*3。
毎ツアー毎にプレイリスト出したらそこからまた色々聞くのになぁとなりつつも、そろそろ聞こえなくなってきたと思いつつiPhoneを閉まったりしてるうちに暗転。
ということで今回FC公演2公演行った割に本体(by明徳氏)公演はこの新木場だけだったので、今ツアーで非常に賛否的な意味で話題になっていた「MOON」始まりも初めてでした。
結構SNSで感想調べていたら難色を示す方が多かったように見えましたが、個人的には思ってるよりしっくりきました。
ああいう中盤やラストに持ってくる曲を最初に持ってくる始まり方はかつてLUNA SEAで「UP TO YOU」始まりを経験していたのもあったからそう思えたという功を成してたのかもしれません。
その後に「ANTARES」「GREED」、「INVICIBLE」と続いた後に「MIRRORS」と「THE FATAL HOUR HAS COME」が来たのがまずおお!となった点でした。
というのも、この2曲此処最近ほぼ中盤のブレイクダウンの後の盛り上げる為に後半要員となっていた上にライブでコレを聞いとけば大丈夫!という曲となっているのですが、位置がこうも前半に持ってくるだけでここまで変わるんだなぁという新鮮味を味わえましたし、また違う良さが見えたような気がしました。
普段は若干疲れてきたかな?と言う時に聞いてる曲も前半で聞くと此処まですかっとするんだなぁ…内心\飽きたー/ってなってたなんて言えない状況にされてしまったなんてのは内緒の話として。
この後に「GHOST」、「ILLUMINATI」の2曲となった時にそろそろブレイクダウンへの布石かな、となっていたら「melt」のイントロが。
この曲の後にどう来るのかな?となっていたらその後に「ENVY」となり、此処がまた良い流れでした。
流れ的にすぐ光景が浮かぶ流れになっていたので聞いていて個人的に一番ぐっときてました。
その後の「MELANCHOLIC」の時は後述の演出の方に目がいってたのと、回数重ねた事で玲央氏と悠介氏のギターが本当に味が出てきていて、聞いていて凄い良かったです。
ただそこからの「D.A.R.K.」の繋ぎ方が少し詰めすぎかなぁとも思ったけど、「D.A.R.K.」の次が「GALLOWS」だったので、返ってこう詰めるしかなかったのかなぁともなりました。
そしてそこから後半の盛り上げる流れなのですが、珍しくおかわりのない「INVADER」、そしてアルバム通りに「COSMOS」ときたのですが、アルバムでも好きな流れがまたきて良かったなぁとなりつつも、やっぱりここと前述した「GHOST」、「ILLUMINATI」は1本のライブで組む事を考えると流れは「ランダムで聞かず一周して聞く事を程に制作した」と言う短所がちょっと見えてしまったのかな、ともなってました*4。
そしてその後に本編で久々にやったんじゃないかなぁともなる「59.」*5がきて、「I BELIEVE IN ME」、「ALL THIS I'LL GIVE YOU」、「_pulse」ときて、最後にばしっと「EVOKE」と言う流れだったのですが、その後アンコールでゆるーいMC(主に明徳氏のせい)の後にアンコールで「JUDGEMEENT」「EVILLY」、「DAZZLE」、「LIGHTNING」と言う流れを経てからのWアンコールは「TIAMAT」でした。
アンコールで随分と久々に「EVILLY」聞いたんですが、久々に聞いて思うのはまぁー盛り上げるにゃもってこいな曲だなと改めて思いました。
今回のファンクラブ限定公演、唯一恵比寿行けなかったのでかなり久々に聞いたから余計そう思ったのもあるかもしれませんが、ある意味今のラウドな音楽とは真逆なのに今も映えるのが面白いですね*6
そして演出的なものだと後方にLEDライトを仕込んであったようで、曲に合わせて波形になったり色々となっていたのですが、最後のアンコールの時に「lynch.」と言う文字になった時、2年前の新木場とはまた違う感動が。
2年前より遥かにシンプルなのにその時より良い光景ってのがまたねぇという。
しかし「GALLOWS」は本当に今のlynch.を表すためのきっかけでしかなくて、今のlynch.を表すのならば「EVOKE」なんだなぁと改めて再考してたりもしてました。
そういう流れを見れたと言う意味でも今回の公演は非常に良かったと思います。
って言う感じにライブ後ほわほわと移動しつつ有楽町にてお好み焼きを食べてたら誕生日祝いをして頂いたと言う大変有り難い流れとなってました。
お祝い大事に使わせて頂きます、本当に有難うございまーす!となりつつ秋ツアーは横浜と渋谷がきついなぁと思える日程だったので、そこに行くの?と突っ込まれるような箇所に行こうかと考えてます。
一眼レフ片手にまた色々行きたいものですね。
さて次のライブはM83とまっっっったく畑というかジャンル、国籍すら違う感じですが、同じ新木場でどうなるのかなぁという期待が大きいです。わくわく。
あ、でもダイブしたアホについては追記でちょろっと。
ということで物好きなお方どうもどうも。
恐らくこのブログを読んでいる方が思っている以上にダイブ(エンジニアブーツの人が飛んでるのに怪我人出なかった例も有)やモッシュやステージダイブなどなどノリ方が危険極まりないジャンル(エアジャム界隈や2000年代初頭までのミクスチャー界隈)を渡り歩いてきている己が最前エリアであのダイブの瞬間を見ていたのですが、アンコールで葉月氏がダイブを煽ったからというのもあるとはいえ人が詰まってなく隙間がある状態でダイブかました男と女が余りにもへったくそすぎてびっくりした。
しかも流す事も知らない人達の上で転がらないで板の上にアピールしてる状態というのは余計怪我人しか出ないし、現に最前の眼鏡をかけた男性がダイブした男の身体で顏を最前のバーにぶつけてて、その後に玲央氏が凄い心配そうに「大丈夫?」と声かけてたんですよ。
そういうノリをやりたい人が絶対数的に多いのはこの世代のV系でラウドなノリといえば!なMUCCと兼務している人の多さを見て理解してますし、J氏のライブの根底にある「何をしてもいい、ただし怪我はするなよ」と言う前提であればやるのは構わない。
ただ今のlynch.のフロアを見ているとそれをやるにはリスクはまだ高いのではないかなぁとなります(最近解散発表した某バンドはその辺曖昧な状態で取り入れようとし続けてたから動員落としちゃってたところありましたしね)。
とりあえずJ氏の時にやったらJ氏のファンに確実に潰されますよ、現に昔の5daysで見た事ありますから。
まぁそうなってるのを見かけたら全力で「ざまーみろ!」と言いますけどね。
*1:11月のときと違うギターでした。ホントファンサービス凄いなぁ…。
*2:10月にEASTでやりますよ!良ければ是非!
*3:フジロック行ってる人に分かりやすく言うと真夜中のレッドマーキー枠は余りなのかな、って
*4:そしてコレを考えていた時いつぞやcapsuleのアルバムリリースした時のヤスタカ氏の「ランダムで聞くのを前提に制作した」という真逆のパターンをしてたのもあったなぁ、というのをほんのり思い出してました。何となくですけども。
*5:昨年はアンコールでよくやっていたような気がしたので
*6:って書いてたら葉月氏が次アルバムの曲でEXODUS-EPで例えてた前に例えてましたね。でも正にそんなニュアンスだったのでデスヨネー!ともなってましたけど