Soliloquy in non-daily life

ただの、ひとりごとの、くりかえし

変わらない良さが分かった気がする/20160430 smorgas×BACK DROP BOMB -SHELTER 25th Aniniversary Kick Off GIG-

というわけである意味此処最近で一番楽しみにしていた2マンに行って参りました。
何で楽しみにしてたかと言うと、私が大好きな且つルーツとも言えるジャンル*1のうちの一つであるミクスチャー、その中でも昨年見たWRENCH、Super Junky Monkeyと同等に大好きなsmorgasが見れるというのが凄いありまして、そこへ更にBACK DROP BOMBというある意味ラウドロックにおけるレジェンドも同時に見れるというのがもう最高の状況じゃないか!となったのです。
そもそもこの2バンドいつぶりだよ…と思ったんですがsmorgasが恐らく9年ぶりくらい、BACK DROP BOMBに至っては10年以上ぶりという恐ろしいことに。
そんなすっばらしいにも程のあるこの2マンを3000円で見れるという太っ腹にも程のあるSHELTERのイベント凄い!となりつつ久々に超早くチケットを買いました*2
そして向かえた当日、久々に苦手な街こと下北沢*3へ。
開始時間が遅いのでいつもより時間感覚がアレでしたが、まぁそれはそれでとなりつつもう皆入れるかなーという時間に会場入り。
お客さんの割合どう考えてもBACK DROP BOMBの方が多くてですよねぇ…となりつつ下手の方へ向かいつつセット見てsmorgas先攻と確認。
早く始まらないかなーと思ってたら定刻を少し過ぎて暗転。

というわけで先攻のsmorgasでしたが、始まり2曲は確実に「ワイバーン」、「惑星探索団」とやるのでここが相変わらず変わらないなぁと。
しかし久々に見てこの流れ程最初にふさわしいものが無いというのを今も作り上げれてるのは純粋に凄いと思いました。
「惑星探索団」のベースソロの部分が再結成後の仕様*4をやっと聞けたのですが、こっちのがいいなぁともなっちゃうくらい。
そしてこの日は初期の曲やるよ!と公言していたのですが、この次にいきなり「Salsamalsa」が来て、1stEPで一番好きな曲がそれな私としてはやったー!となるしかなかったです。
す、好きなんだよあの曲…その後もあー昔良く聞いたきいた!となる曲が続きまして、個人的に「L.M.B.」「Free For All」が胸熱くなりました。
あとその後しれっと新曲もやってたんですが、やっぱりsmorgasだなーと思わせるものでぶれない重要性も再確認したりしてました。
そして「AGAINST POWER OF SYSTEM」で溜まらずモッシュに加わりに行きそのまま最後までいたという知り合い各位このブログ読んで下さってる一部の方的に「えっ」となるようなこともしちゃって*5smorgasのライブがあっという間に終了。
いやあこの感じホント久々でした…やっぱりいいねぇこの界隈のライブ、となるそんな感じでした。
で、ここから更に真面目に書きますと、smorgasって楽曲もミクスチャーでもラップロック寄りなので、シンプルなようで実は、となるところが多いのも楽しいんですよね。
そしてオリジナルメンバーで見るのも下手すると二桁行くぶりだったんですが、安定感が尋常じゃない…。
アイニ氏、来門氏によるMCの煽りもホント現場毎に合わせて来るので毎回違うんだなぁというのも改めて思いました…ホントうっまい煽り方。
この辺ホント今ミクスチャーと称してるバンドの方々にとても見習って頂きたい。
SENSHO1500氏もいつぞやのTYPHOON24以来だったんだけど、あのギターがやっぱり好きなんだなぁと。
SGも大体の人はストレイテナーのホリエ氏とかあの界隈浮かべる人多いけど、私の中では彼なんだよなぁやっぱり。
あと河辺氏とあらき女史によるベース界・ドラム界の凄いお二人がリズム隊が見れるのもsmorgasだけ!ともなっちゃいますわ…*6
リズム隊の安定感が改めて重要なのだと思わされたものです。
ちなみに1stEP、リレコーディングからの再リリース決まったそうなのでそちらもすっごい楽しみです。

そして少し物販エリアのある下手に行ったらBACK DROP BOMB待ちのお客さんが一気に入ってきたようで*7、その人達の圧で物販の机に背中反らしつつ立って物販の人に心配されると言う小さい箱あるあるなことになりつつかれこれ転換20分耐えてました。
しかし転換の時に聞こえた有松氏のドラムの音の良さに一人感動もしていたという凄い状況でもありましたがこれは後程。
そして始まったBACK DROP BOMB本編ですが、いやホント流石の一言しか出なかった!
セットリストも最初「FLIP OUT」からきておや、となっていたら普通に初期の曲をやるやるっていう状態で「わ、ワー昔行ってた時のばっかだ!」って思わずなってました。
普通に「The Air」とか「REMIND ME」とか来てびっくりしちゃいましたもん。
上記にもあるように本当に行ってなかったスパン長かったので今でもやるんだ!となりもしちゃいます。
しかし一番衝撃だったのは「BOUNCE IT」から「BLAZIN’」を普通にやりのけちゃうところでホント今もまんますぎて…ってびっくりしてたら本編が「TURN ON THE LIGHT」で終わって思わず口開けちゃいました。
その後アンコールを必死(なんだろうけど端から見たらゆるいんだろうなぁ)やってからラストナンバーが「Bad News Come」なのが!もう分かってらっしゃる!
と言う感じに最近の曲が「EVEN」くらいしかなくて本当に10年単位前の曲でかなり固めたセトリと言う、smorgas共々ライブのコンセプト及び客層を良く分かってる且つ有り難いセトリでした。
で、BACK DROP BOMBは個人的に有松さんばっかり見てました。
というのも、ドラムチューナーで右に出るものはいないと言われているのでやっぱり音がすっごい抜けが良いから奇麗ですし、それに加えて濁りが無いから本当に気持ち良いんですよ。
なのでリハの段階から音が凄い良くて一人感動していたわけなのですが、ライブ中でもやっぱり有松さんの音ばっかり追ってしまってました。
あと今lynch.のドラムチューナー(此処凄い重要なので敢えて太字)をやって下さっているのもあるので*8、それもあって内心「お世話になってます!そして音を良くして下さって本当にありがとうございます!!!」ともなってました。
此処でもサラッと言ってしまいますが最近のバンドのドラムの音が苦手なのもチューニングの問題があるんだなぁ*9と改めて思いました。

というわけで満足にもほどのある2マンだったので、思わずBACK DROP BOMBのTシャツを買ってフラフラ水を飲んだりしてから帰宅。
いやー前回の門田氏共々本当に良いもの見れました!
たまのルーツ回帰も大事なものですね。
ということで次は正に話題に出してたlynch.のツアーファイナルなので楽しみです。

*1:後は90年代V系、インダストリアル、シューゲイザーと言う納得しかしない感じのやつです

*2:いつももっとギリギリ、なのでたまにソールドもしてることあるんすよね。この日も買って数日でソールドだったので良かったー!となってたのでした

*3:あのごちゃっとした感じが苦手なんです…同じ理由で吉祥寺とか大阪も苦手だったりします

*4:SUMMER CAMP2013くらいからやってるバージョンです。参照此方

*5:よく大人見のイメージが強いと言われますが意外とノッてます…

*6:DAITA氏のサポートとか学校の講師もやっちゃうベーシストとコーネリアスSalyuくるり等色々諸々のサポートやってるドラマー、がとても分かりやすい説明かと思います

*7:まだ外にいたのかよ、と思わずなったレベルで人が詰まってきました

*8:ちなみにGALLOWSの時からなのですが、直近のEXODUS-EPと聞き比べてみても全然違うので是非とも視聴してみて下さい。ホント違うから…。

*9:この記事で話題に出してた友人夫婦との飲みで正にその話題にもなってたので私だけではないんだなぁともなってもいたという裏話有